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(後腹膜腫瘍)  退院後の通院検査  平成16年
平成16年になり、今年の7月になると手術後丸2年になります。手術後丸2年以内に同じところに再発するケースが多いと言われていますので、今年が無事すぎるのか気にしています。
  
平成16年2月20日(金)内科定期健診
  血圧の定期健診は特に異常はなく、90日分の薬をもらいました。
  
平成16年3月22日(月)半日の人間ドックに入りました
  恒例になっている人間ドックに今年も行ってきました。昨年と特に変わったところはなく、左腎臓が手術の影響で肥大していることなど、エコー検査の結果も昨年と同じでした。

最近ビールがうまく、一時控えていたのに晩酌のビールの分量を多くしたせいか、尿酸値が7.6と正常値の上限7.0を上回っていました。腎臓摘出のせいで尿酸値は上がることの説明は受けていましたが、早速ビールは減らして(一日レギュラー缶1本だけにする)、残りは焼酎とすることにしました。

    
平成16年4月13日(火)CT、血液、尿検査
  定期検査に行きました。今回は単純CTで、造影剤を使いませんでしたので予約時間通りに始まり、約15分で順調に検査が終了しました。
    
平成16年4月16日(金)眼科検診
  約半年振りに眼科の検診を受けました。医者の人事異動で、眼科は医者がたくさん入れ替わり、私の担当は若い女医さんでした。例によって視力検査の後、瞳孔を開く目薬をさして、しばらくして検査を受けました。視力も問題なく、網膜のうるみも無く正常でした。

これからどうしますかと聞かれ、「私には分かりませんが、腎臓の方は定期検査を受けて問題ありません」と答えたら、しばらく考えて、「眼科の方は今日で終わりにしましょう」ということになり、約2年前に発病以来、眼科とはやっと縁が切れました。

    
平成16年4月27日(火)4月13日の検査結果を聞きに行きました
  検査結果は何時もと同じで異常なしでした。毎回言われるのですが、右腎臓の摘出跡になにかしらの映像があり、これは腸が張り出してきているのだとの説明で、ずっと大きくもならず問題ないとのことです。ただ一抹の不安があるのか、今度は8月に造影剤での検査をしましょうということになりました。造影剤のアレルギーの話をしたら、いままで何回もやっているが一度だけくしゃみが出たということを検査前に話せば大丈夫でしょうと言われました。詳しい映像を得るために造影剤検査をした方がよいと言われました。
今まで何人もの医者に診てもらって腸の張り出しと言われているので、間違いはないと思いますが、再発しないことを祈るのみです。

2年以内に同じ場所に再発することが多いので、次回の検査で問題がなければ一山超えるというようなことをいわれました。

人間ドックの検査結果も持参しましたが、これについても特に問題なしで、この検査もしているし、4月13日にも血液、尿検査はしているしで、次回は造影剤CTのみの検査となりました。
次回の検診は8月です。

    
平成16年5月21日(金)内科定期検診 
  何時ものように血圧に異常はなく、今回は120日分の薬をもらって次回は9月に検診を受けることにしました。
最近4年半ぶりに再発して手術をしたという方からメールをいただき、私も一生付き合っていくのだということを実感しました。この方は2回目の手術もうまくいったようで、良かったです。 
    
平成16年8月10日(火)胸〜骨盤造影CT検査 
朝から飲まず食わずで出かけ、造影剤を点滴しながらCT検査を受けました。
平成15年1月の検査で、クシャミ等の造影剤アレルギーかもしれない症状が出て以来、造影剤検査には慎重でしたが、今回は造影剤検査をしてもらうようにというのが、泌尿器科の先生の指示でしたので、何が何でも造影剤検査をしてもらうつもりで出かけました。
問診表には正直に書きましたが、特に何も聞かれず、造影剤の点滴もスムーズで、今までに無く順調に検査が終了しました。
造影剤もカプセル化されたような感じで、最近また医学的進歩があったのかなと思いました。
8月の終わりに結果は聞きに行く予定です。
2年間再発しないと先ず大丈夫とは言われていますが、最近4年半経った人が再発したという内容のメールを下さったので、5年経つまでは何とも言えないと思っています。
4年半後に再発した方も無事手術が終わったとのことで、安心しました。 
    
平成16年8月31日(火)CT検査の結果 
  8月10日のCT検査の結果を聞きに行きました。
1年前の写真と対比して説明していただきましたが、素人目にも何の変化もないことが分かりました。2年経過して異常がないので、次回は1月(約6ヶ月後)にCT検査を受けることにしました。
2年内の再発が約80%だそうで、これからも再発しないとは言い切れないのですが、一番再発しやすい時期は過ぎたことになり、先ずは良かったと思います。
この病院では私の手術以後、同じ症例は出ていないとのことで、やはり珍しい症例のようです。そのような中で手術をし、今日まで無事だったので、その幸運に感謝しなければと思います。 
      

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