(後腹膜腫瘍)退院後の通院検査　平成18年

（後腹膜腫瘍）　　退院後の通院検査　平成18年

平成18年1月31日（火）胸～骨盤造影CT検査
	今回も造影剤を注射してCTの撮影をしました。CT撮影機もいろいろなのがあり、今回は先回より少し古いタイプなのか、時間は短いなりにも、先回よりは少し時間がかかったように思いました。

平成18年2月14日（火）CTと血液検査の結果を聞きに行きました
	特に異常はありませんでした。平成15年8月のCT検査時、内臓脂肪が多いことを言われてしばらくしてから、ヘルシアを一日一本飲むことを思いつき、実行してきましたが、最近体重が手術前の健康時よりさらに低下し、お腹がへっこんできました。それでそのことを先生にも話したのですが、CTに写る内臓脂肪にも問題はないとのことでした。大学病院で、次々に医者が変わってしまうので、同じ医者に継続して診ていただいているのではないので、なんとも言えませんが、自分でも体調は悪くなく、また病的に痩せてきたのではなく、腹回りの脂肪が取れてきただけなので、問題ないのだろうと思います。おかげで、一時太ってきた時に直したズボンやその後に買ったズボンがダブダブになってきました。 4年半経ってから再発した方からメールをいただいたこともあるので安心はできませんが、再発の危険性は遠のいているのだろうと思います。これは私が勝手に思う願望ですが。

平成18年3月31日（金）内科　血圧の定期検診
	結果は特に異常はありませんでしたが、今回で医者が転勤されることになり、後腹膜腫瘍発病時以来診ていただき、手術した病院への転院も世話していただいた先生とお別れすることになりました。次の医者に引き継いでおくからということでしたが、先生には今までのお礼を言ってお別れしました。

平成18年6月30日（金）内科　血圧の定期検診
	今回から新しい医者になりました。今は血圧だけだし、発病時の医者でなくなったのを機会に、近くの病院に変えても良いなと思いつつ行ったのですが、新しい医者は開口一番、近所の医者に紹介状を書くから病院を変えたらと提案されました。私もその気だったので、即座に同意して、紹介状の作成をお願いしました。血圧だけだと、今の総合病院ではなく、近所の開業医にして、いわゆる「かかりつけ医」として気軽に診て頂けたり、相談できる方が良いと思います。今の薬が切れたら、紹介状をいただいた病院に行こうと思います。

平成18年8月22日（火）胸～骨盤造影CT検査
	造影剤での検査が何も問題なく終了しました。血管が細いのでいつも造影剤の注入針を刺すのに小トラブルがあるのですが、今回はそれもなく、一発でうまくできました。この４年間でもＣＴ技術はドンドン進歩していて、ＣＴ撮影時間も約半分くらいに短縮されてきたように感じます。人間の体の輪切り映像がこんな短時間で撮影できるこの医療技術の進歩に感謝です。Ｘ線の吸収度合いの違いをコンピュータで解析すると、輪切りにした内臓写真が得られるというものです。造影検査の場合、朝は絶食なので撮影が終わってから病院の軽食コーナーでモーニングセットを食べ、直ぐ帰ろうと思ったのですが、思いついて喫煙場所を見学してきました。健康増進法の施行以後、病院内には喫煙所はなくなり、通路の端の屋外に簡単なベンチを置いた喫煙所がありました。屋外の喫煙所には建築基準法の関係か？屋根もありません。今日みたいな暑い日や、雨の日は喫煙も大変です。先日私の後輩に会いました。その後輩はヘビースモーカーだったのですが、たまたまこの病院に入院することがあり、それを機会に禁煙したとのことでした。どんな困難があろうとも喫煙場所を探して喫煙するのが喫煙者の喫煙者たる所以です。私も今はこんなことを書いていますが、当時今の状況だったとしても、傘をさしてでも喫煙したかもしれないな、と喫煙所を見ながら思いました。本当に禁煙できて良かったです。最近は口寂しさの飴やガムなども全く欲しくありません。

平成18年9月5日（火）CTと血液、尿検査の結果を聞きに行きました
	今回は久しぶりに手術時にも在籍されていた医師に話しを聞くことができました。リスト表を見てみると、もうこの医者以外は全員異動してしまったみたいです。結果は問題ありませんでした。ずっと高めで限界値前後の数値だった尿酸値も正常範囲になりました。ウエストが減って、体重が減少している話をして、サックスを始めた効果かもしれないと言ったら、どんな楽器ですかと聞かれました。内臓脂肪が減っていることを羨ましいと言われ、それが尿酸値の減少にも寄与しているのでしょう、と言われました。 CT写真には腎臓を切除した後に腸が張り出した状態が定着しています。「この病気は再発が多いからね」との医者の説明に一抹の不安は常に感じますが、次回も異常無しを願って、来年始めの検査を予約しました。