2003年6月

5月31日の朝日新聞の土曜特集号「be」にタバコがテーマの記事が出ていました。その中で7605人に「タバコに迷惑していますか？」とアンケートした結果がでていました。

どこで迷惑しているか？の結果によると、路上、飲食店、駅、職場、家庭、学校、その他の順番で、路上、飲食店、駅が特に多く回答されています。私鉄駅の全面禁煙も54%の人が評価しています。

5月の健康増進法に続いて、7月にはタバコ税が増税されます。

私の禁煙は11月目に入りました。タバコを吸う環境がこんなに厳しくなるとは思っていませんでしたが、良いタイミングで止めた禁煙を続けて行きたいと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

このところ舌の先と舌の奥の2箇所に口内炎ができ、憂鬱な日を過ごしていましたが、今日は随分良くなりました。思えば、禁煙数ヶ月間は、二コレットの副作用のためか、口内炎に随分悩まされました。最近は少し太り気味で、このためか身体が今ひとつ軽くなく、万全の体調ではありません。

病気、禁煙、口内炎等いろいろ悩まされてきましたが、発病後1年経過したこともあり、今の口内収束後は、毎日見る新鮮な若い緑のように元気になっていきたいと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

タバコを吸うお父さんを持つ娘さんに、「タバコは飴をなめるのと同じような習慣だ」と話したら、「それならタバコを止めるのは大変だ」と納得されてしまいました。今までもいろいろ書いてきましたが、ニコチン中毒からは比較的早く脱することができるのですが、イライラした時にタバコを吸ってホッと一息ついた快感の習慣から完全に脱するのはとても大変です。飴が好きな人が飴をなめる習慣を止めるのが大変なのと共通した感覚だと思います。

ただ、タバコは吸えば吸うほど身体に悪いのです。ここが他のものとは全く違います。

私は未だにフリスクをコンビニで買って、それを口に入れることで、タバコに代わる習慣にしています。今はこのように口寂しさを紛らわす必要はありますが、タバコを吸いたい気持ちは滅多に起きない状態です。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

現在通勤電車の中で「中年よ、大志を抱こう！」（堀田力著）を読んでいます。その中に「楽しい食事」という章があり、「プラス思考で、良い仲間といっしょに、楽しく笑い合いながら生きていくのが、健康と長寿に役立つのだろうと思います」と書かれていました。

この年になると毎日朝起きて会社に行くまでにもいろいろ考えます。プラス思考で気持ちが前向きな時はさわやかな目覚めで、食事もおいしいですが、そうでない時は睡眠十分でも、病気かと思うように身体が重いです。

堀田力氏によると、その内に科学の力で気持ちと病気の関係も解明されるのではないかとのことですが、心の持ちようが体内の化学反応を制御し、健康にも影響するといったことは大いにあり得ると思いながらこの章を読みました。

堀田さんの本自身が私の心の健康にはとても役に立つ薬です。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

途中で他の本を読んだりしたので、「中年よ、大志を抱こう！」を読み終えるのに時間がかかってしまいましたが、今日読み終えました。真の自立が如何に大切かを再認識しました。

堀田力さんのこのエッセイも参考に自分をさらに客観的に見つめてみたいと思います。

ところで、この本はＰＨＰエル新書の一つで、エルはＬ、つまり生活(Living)、自由(Liberty)、元気な(Lively)、美しい(Lovely)、人生(Life)といった英単語の頭文字からとった新書シリーズの名前だそうです。このようなLのつく単語の意味についても自立した自分の考え方を持って生きて行きたいと思います。

このLから始まる単語の世界はタバコを止めると大きく広がる世界でもあります。タバコ依存も自立心の障害になるものだったと、今ははっきり自覚できます。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日から読み始めた本は、「たった一人の再挑戦　早期退職者55人の行動ファイル」です。読売新聞社刊ですが、私と同年代の人の例が比較的多く掲載されていたので、衝動買いしたものです。

とにかくいろいろ今までを振り返ることの多いこの頃ですが、この本で他人の生き様を見ると、また発見があるかもしれません。

最近も相当なストレスを受けている筈ですが、タバコの誘惑はほとんどなく、禁煙習慣も相当進んできたと実感します。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日は息子夫婦に誘われて、金沢八景の八景島に紫陽花を見に行きました。

海に囲まれた横浜・八景島では、この時期２万株の「ガクアジサイ」や「セイヨウアジサイ」などが咲き誇り、県内最大級のあじさい群だそうです。

久しぶりに海の近くに行き、海の匂いがする空気に浸ることができました。

海の近くで、若いアベックがタバコを吸っていましたが、ちっともカッコよくありませんでした。

以前なら、このようなところに行くと海を見ながら一服して、タバコをうまいと思ったなとタバコ時代を思い出しました。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日はいたち川沿いをカルガモの親子を探して歩きました。以前見かけた8羽の子供を連れた親子だけがいるものと思っていたのですが、もう一組６羽の子供を連れた親子がいることが分かりました。川でその二組がすれ違う時、母親が間違わないように子供を呼び寄せていました。8羽にしろ、6羽にしろ母親がなにかにつけうまくはぐれないようにしながら、えさのとり方を教えているのが微笑ましくて、いつまでも見ていました。

今まで知らなかったのですが、二組とも母親しかいなく、父親はどこに行ってしまうのでしょうか。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

●2003年6月9日 Mon 　（禁煙315日）三たい主義

今日は本を読んでいて、三たい主義という言葉を知りました。三たい主義とは、「役立ちたい」、「楽しみたい」、「やってみたい」のことだそうです。

体力もあり、がむしゃらに仕事をしていた時代は無意識の中で三たい主義で生きてきたのかも知れませんが、病気もし、年もとってフッと振り返ることが多い昨今では、改めて本音で三たいを追求したいという気持ちが強く、日々自分の本心に問いかけています。

子供も自立したこれからは第二の人生として純粋に三たいを追求した仕事、社会とのかかわりの中で生きて行きたいと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

最近は仕事の環境柄自分を見つめ直す機会が多いです。先日から読み始めた「たった一人の再挑戦」に登場するいろいろな同年代の人の生き様を見ても、本当の自分に気がつくことの難しさを思います。

このような時、タバコを吸っていたら、止め処もなく吸っていたように思います。幸いタバコを止めているのでこの点は大丈夫ですが、数年かかって自分を取り戻した人の例などを見ると、気長に構えることも大切だなと思います。他人のいろいろなケースも参考に、これからの自分をしばらく考え続けることになりそうです。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今週は入梅といわれて、雨の中の通勤を覚悟していましたが、今のところ通勤時間帯は雨が降らず、快適に通勤できています。雨で湿気が多くなると、特にタバコを吸う人の体臭が強くなることを経験していますので、この点でも今はまだ良いです。

タバコを止めてからこの天気と体臭の関係は知ったのですが、鬱陶しい梅雨の季節に私も随分他人に不快な思いをさせていたと、恥ずかしい気持ちです。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

近くの市民の森に行くと蛍が見られるとのことで、見に行こうと思いましたが、雨で断念しました。このことをインターネットで調べていたら、蛍の記事があるホームページにシニアの仲間ということで、シニアの人が作ったホームページのリンクリストが掲載されているところを見つけました。またそこからホームページ作りのノウハウを提供しているシニアのサイトへのリンクが紹介されているところが見つかり、早速いろいろお気に入りに入れました。

このようなサイトを見ると、コンピュータのおかげで第二の人生の楽しみを見つけている人も多々いることが分かります。またその人たちのページの中では禁煙に触れているケースも多いです。

年をとってからやっぱりタバコは止めたという人たちで、禁煙するに当たってネットが随分役立ったという私と同じ体験をした人たちです。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

横浜市の市民の森の一つである「瀬上市民の森」に蛍を見に行きました。ここはたくさんいると評判の場所です。7時過ぎに着いて数匹しか見つけられなかったので、今日はだめかと思いましたが、8時頃になって暗くなったら、あちこちで蛍が飛ぶのを見ることができました。蛍を見たのは本当に久しぶりです。

見物の人もかなりいて、子供連れの家族が多くきていました。蛍という対象のせいか、おじいちゃんやおばあちゃんも一緒の3世代家族も多かったように思います。

蛍のあのなんともいえない光の中に、赤い薄暗い光がぼっと見えました。タバコの光です。市民の森には「歩行禁煙」の看板がありましたが、タバコを吸う人がベンチに座って吸っていました。

行きは歩いて1時間ほどかかりましたが、帰りはバスにしました。来週は別の市民の森に行ってみようと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日はたまたま外に出て、仕事が終わった時間が夕方だったので、渋谷で飲みました。ゴーヤやアスパラガスの料理も出て、美味しい酒を飲みました。

一緒に飲んだ相手はタバコを吸う人でしたが、今でも話題や間によってはこのような飲む席ではタバコを吸いたくなるのが自分でも分かりました。危ないことですが、現在はそんなに苦しまなくても、直ぐその気持ちが消えていきます。

ネットの禁煙仲間の人の今日の日記に「一度タバコを止めても、１年後・２年後にまた吸いはじめる人が結構いるものである。『たばこをやめるのだ』と決意した初心をいつまでも忘れないようにしたいものである。」と書かれていましたが、まさにこの気持ちを忘れないようにすることが大切です。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

会社と家を往復しただけの日はあまり話題がありません。

ムシムシした、暑い日々が続く季節になってきました。昨年はこの頃一日中冷房の効いた病院にいましたので、2年ぶりの夏を今年は迎えることになります。

大きな手術をすると1年経っても体力は100%快復というところまで行かないそうですが、確かに以前よりはスタミナが衰えているように思います。

この夏を乗り切ると本格快復を迎えた状態になればと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日は会社に着くまでが暑く、うんざりする日でしたが、明日は台風が持ってきた暖かい空気のおかげで、もっと蒸し暑くなるそうです。やれやれです。

今回の台風の進路は、もう10年以上も昔のことになってしまいましたが、中国地方に大規模な停電をもたらした、台風19号と同じでした。台風19号の時は岡山県の工場勤務中で、日本海に抜けても勢力が衰えず大変なことになりましたが、今回は急速に勢力が衰えてよかったです。

たまたま昔のことをこの台風で思い出しましたが、過ぎ去ってしまうと10年はアッと言う間です。

これから10年も経つと、タバコは本当に過去のものになっているのだろうと思いますが、禁煙したことを振り返るとまだ1年がきていません。もう直ぐ満1年です。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日は帰宅してから、家内と一緒に懐中電灯を持って荒井沢市民の森まで蛍を見に行きました。片道歩いて30分位かかりますが、幸い蛍は予定通り飛んでいて、楽しむことができました。

この近くはゴルフのショートコースでしたが、この一帯を墓地にする計画が進んでいて、ゴルフ場は閉鎖になり、墓地の工事が始まっていました。来年からは墓地の近くに蛍が見られる沢があるということになります。

普段は人がいない場所ですが、今日は数組の家族が蛍を見に来ていました。空を見上げると星もきれいに輝いていました。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日はＭＳＮのサイトにこんなタイトルがあり、見てみると、

「神奈川県大和市は１７日までに、７月に行われる２００４年度の職員採用試験で、喫煙者と非喫煙者が合格ライン上で同点の場合、非喫煙者を優先して採用することを決めた。」

というニュースがあり、ネットで投票して賛否を問うていました。

今日のところ、賛成3,472票、反対2,153票で賛成が多いですが、本来人間の評価をこのようなものでするのではないという意見も強く、賛成が極端に多いというのでもありません。

このようなことも行われるようになり、喫煙者はどんどん少数派になっていくようですが、全面禁煙の社会になるまでは、まだいろいろ事件等が起きるように思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

この週末は、フッと思いついて「定年退職」、「第二の人生」、「仕事」をキーワードに検索して現れたホームページを見て歩きました。

ここ数年、仕事が変わったり、病気をしたりで今まで一直線に走ってきた人生が少しギクシャクしていますが、もう一度若い時のように夢中になれる環境に身を置きたいとの思いも強く、いろいろな人の第二の人生を読んで見ました。

パソコンを第二の人生を充実させる道具にしている人も随分います。

多くの人がそうであるように、私も時間をかけて自分を棚卸し、第二の人生を模索してみようと思います。

禁煙も後しばらくで1年になりますが、禁煙日記は1年も経つと書くことがなくなりますので、禁煙1年を達成後はシニアライフに関するホームページ作成に取り組んでみようかと漠然と思い始めました。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日の日経新聞夕刊に「不完全な分煙は逆効果？」といったコラム記事が掲載されています。東大大学院国際地域保健学教室の院生中田ゆりさんと産業医科大の大和浩助教授が実施した飲食店の分煙実態調査で、不完全な分煙では効果がなく、空調の条件によっては喫煙席より禁煙席の空気の方が汚染されるケースもあることが分かったとのことです。分煙対策のない店では、粉塵濃度が最高で厚生労働省の基準値の18倍になる所もあり、飲食店では、注意しないと深刻な「受動喫煙」に晒される危険があるとのことです。

私も以前は飲食店に入るとまず灰皿を要求して、当然の権利のように吸っていました。今はその臭いが直ぐ鼻につき、非喫煙者に迷惑を振りまいていたことがよく分かります。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

禁煙したその日から日記をつけ始めた人をたまたまネットサーフィンで見つけ応援してきましたが、この人が無事禁煙6ヶ月を達成しました。この人の場合、大学病院の禁煙外来に行き、そこで禁煙パッチを処方してもらっての禁煙でした。その人によると、禁煙外来に行くのが一番楽に止められるのではないかとのことです。

いずれにしても、最初の数日間の禁煙に成功するかどうかが一番のポイントですが、それを何らかのきっかけでつかむことができたらその人の禁煙が始まると思います。

私は禁煙ガムで口内炎に随分苦しみましたので、これから禁煙する人には、病院に行っての禁煙パッチを勧めたいと思います。ただし、まだ禁煙外来はそんなにたくさんないので、地理的に恵まれた人でないと難しいと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

昨日の日経新聞夕刊に「買いだめ？　いっそ禁煙？」のタイトルの記事が出ていました。

値上げ前に買い置きするか、いっそ禁煙するか―――。7月1日のタバコ増税を前に、愛煙家が頭を悩ませている。コンビニセンスストアなどにまとめ買いに走る喫煙者の一方で、病院の禁煙外来を訪れる人も増えた。5月の健康増進法施行で公共の場所の分煙、禁煙化が進み、喫煙者は肩身が狭くなる一方。嫌煙派からは「この機会に止めて」との声も聞かれる。

私も止めてしばらくは喫煙者の気持ちが分かるので、会議途中のタバコタイムなど、それなりに気を使うことができていましたが、最近は身体が喫煙を忘れているので、喫煙者の喫煙欲求にかなり無頓着になってきています。

吸っていたころは「喫煙者の気持も分かってくれよ」といった気持ちになることもありましたが、最近は「そうか身体が要求しないから分からないのだ」と納得しています。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日は禁煙を開始してから11ヶ月目の記念日です。

いよいよ禁煙1年達成に後1ヶ月となりました。

それでもまだ時々吸いたくなるのだから、ニコチン習慣もしつこいものです。

今日の良いこと。

�@ 近くの公会堂でマンドリンクラブの演奏会があり、聴きに行きました。地上の星の演奏がとてもよかったです。栄区を中心に活動している「アンサンブル・パストラーレ」というクラブで、いろいろな施設にボランティア演奏に出かけたりしている団体です。

久し振りの生演奏聞きましたが、趣味で楽器を練習している人たちの演奏を聴いて、私も定年になって時間ができたら、ギターの練習を再開しようかという気持ちになりました。

�A この演奏会の後で、散歩に出かけました。とても良い匂いのするオシロイバナに出会いました。

�B 久し振りにカワセミが木の枝に止まって魚を狙っているところを見つけました。

普及タイプのデジカメ一眼レフが発売されるようなので、それを手に入れて、カワセミ等の写真もうまく撮れるようになろうと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

早いもので、今年も半分終わりました。一方この半年を振り返ってみると、息子の結納、結婚を始め、随分いろいろなことがありました。仕事においても大きな変化があり、環境が変わりました。つまり、早いと言えば早いですが、今年の前半はいろいろなことがあった、長い半年でもありました。

時はどんどん流れ、自分の周りも公私共にいろいろな変化が起き、これが人生だと実感する一方で、タバコ欲求の方は本当にゆっくりゆっくりと去って行っています。こちらだけは全く速さを感じさせてくれません。

今日の良いこと。

今日は駅に着いたら「通勤特急」が丁度止まっていました。ただ満員でこの暑い時に乗る気になれないので、次の各駅停車にしました。おかげで今日は座って帰り、この間から読んでいた本を読み終えました。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる