2003年5月

最近はテレビドラマの再放送がよくありますが、タバコを吸う場面が実によく登場します。つい10年くらい前のドラマでも、盛んに吸っています。今でも吸う場面はたまに登場しますが、以前のように吸うのが当たり前といった吸い方はほとんどなくなってきたように思います。

そのうち、俳優がイライラした場面でタバコを取り出し、「あら未だ吸ってるの」とか言って女優が灰皿を差し出し、イライラ度を強調して見せる場面も登場するのではないかと思ったりしています。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

5月2日は子供の結婚式でした。

親にとっても感慨深い一日でした。これでまた私達夫婦も二人だけの生活に戻りました。

今はタバコを吸わないので、結婚式に集中できましたが、もしタバコを吸っていたら今回の結婚式の会場とスケジュールではタバコを吸うタイミングがなかなか難しい状況でしたので、これほどは集中できなかったと思います。止めておいて良かったと思いました。

この日記の下部に掲載している写真を、今日ウォーキングで写した写真に入れ替えました。タバコとは関係ないですが、夕暮れ時の暗さの中でちょっと面白い被写体と思い撮ってみました。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日はネットサーフィンしていて、「最新がん情報」というところを知りました。

ここは米国国立癌研究所（National Cancer Institute）と提携して、日本語でがんの最新情報を日本の医者に知らせるページです。http://www.ccijapan.com/index.cgi

ここで、私が罹った「後腹膜腫瘍」について改めて調べてみました。

またここの予防のところに、タバコについて書かれたところがあり、度々言われていることですが以下も記されていました。

タバコは、最も強力なヒト発癌物質のひとつであり、アメリカでは、喫煙者のうちさまざまな癌に起因する年間148,000人の死亡の原因となっている。 肺、気管、気管支、喉頭、咽頭、口腔および食道の癌の大多数がタバコに起因している。喫煙はこのほか、膵、腎、膀胱、および子宮頚部の癌とも関連しており、大腸腺腫ならびに大腸癌ともつながりがある。

喫煙は、非喫煙者の健康にも実質的な影響を及ぼす。環境タバコ煙あるいは間接喫煙は肺癌および冠動脈心疾患の発生に関わっていることが示されている。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日は朝刊は休みでしたので、朝出勤時は吊革につかまってぼんやり車内を見渡していたら、きれいな箱の広告が目に入りました。よく見るとタバコの広告で、Mildseven　oneの広告でした。本当においしそうな、センスの良い色とデザインのパッケージです。

タバコの害を考えると、このような一見知的で、いかにもおいしそうなタバコの広告は罪悪です。このようなデザインを考える能力をもっと生産的なことに振り向けていくことが重要です。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

5月1日から私鉄の駅は全面禁煙になりました。そのせいもあり、駅の空気がきれいになって鼻が敏感になっているためか、最近は電車に乗った時、タバコを吸った人が近くに来ると、臭いがきつくてたまらないことがよくあります。

今日はJRに乗り換えた時、一緒に乗った中年の女性がとても臭くていやでした。JRは未だホームで吸えるのです。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日は私の勧めがきっかけでタバコを止めた会社の同僚の顔を真正面から見て話す機会がありました。その同僚の顔色がとても良く、嬉しく思いました。タバコを止めてから、顔色はずっと良くなっていたのだと思いますが、今日のように真正面からシゲシゲ見ることがなかったので気がつきませんでした。

タバコを止めた仲間同士ですっかり健康になり、止めてよかったねと言えるようにこれからもお互いがんばって行こうと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日の新聞に「厚生労働省が9日、職場の喫煙対策のガイドラインを7年ぶりに見直し」の記事が出ていました。健康増進法が施行されたことなどを受けた措置だそうですが、喫煙室内の煙を屋外に排出することを求めるなど、より厳しく分煙を求める内容になっています。この結果従来喫煙室の換気は空気清浄機でもOKだったのですが、これではガス状の有害物質が十分に除去できないことから「止むを得ない場合」以外は屋外への排出を原則にしています。

このほか�@喫煙コーナーではなく、可能な限り喫煙室を設置、�A煙が外に漏れないように秒速0.2メートルの風を喫煙室に向かって送る、�B会議室と応接室も禁煙とし、来客にも禁煙への協力を求める、といったことを定めているのだそうです。

罰則はありませんが、このガイドラインに沿って指導が強化され、加速度をつけて公共の場での喫煙が難しくなっていく状況です。

つくづくよいタイミングで止めて良かったと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

既に日替わりして5月12日になりましたが、これを書き始めたのは禁煙286日目の5月11日です。

病気になって、禁煙してホームページに禁煙日記や闘病記を書くようになってから、類似のページに関心が出てきて調べてみると、禁煙日記や闘病記をホームページに書いている人が随分たくさんいることを知りました。休みの日にのんびり禁煙日記や闘病記をネットサーフィンすると、次々とリンクが張られていて、いろいろな人のホームページに行き着きます。

またこれらのホームページには単に禁煙や闘病だけでなく、その人の人生が凝縮されたいろいろなものが掲載されていて、感心してしまいます。

これらの人のホームページを見ていると、自分もまだまだいろいろなことに挑戦できる気がしてきます。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日はタバコに関する話題ではありません。

デジカメで撮った写真は今までは自分で印刷していたのですが、今日初めて写真屋にプリント依頼しました。さすがにきれいに仕上がるものだと認識しました。

もっともデジカメ撮影時の画質の設定で、仕上がりは異なります。

今日はタバコの話題がどう考えても浮かんでこないのですが、今日はどうしても日記をアップしたく、とにかく書きました。

こんなものでも読んでくださった方には感謝です。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

以前治療した歯が昨日の夜から痛みだし、今日はかなり本格的に痛むので憂鬱です。明日は病院に行かなければならないかもしれないといった痛みです。

今は新緑がとてもきれいな季節です。昨年は新緑の季節になったと思ったら発病で、アッとあっという間に1年が終わったように思いましたが、今年はこの歯の痛みを除けば、健康です。このまま健康で過ごせたらと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

約半年振りに歯医者に行きました。昨日は痛み止めを飲んで寝て何とか凌いだのですが、ますます痛みがひどくなりそうなので歯医者に行き、夕方なら見てもらえることになり、見てもらいました。てっきり虫歯が進んだのかと思っていましたが、実際は一番奥の歯が歯周病でぐらついているとのことで、痛むのだそうです。抜歯するほどのひどさではないとのことで、神経を抜く治療が始まりました。

今日は仮の詰め物をしていますが、数ヶ月苦しんだ沁みる痛さからはやっと開放されそうです。

待合室で「それでもタバコを吸いますか」という禁煙を勧める本を読んでいたこともあり、禁煙効果があるはずと思い、先生にタバコを止めてもう10ヶ月になると話したのですが、普通に喜んでくれましたが、それほどは喜んでもらえませんでした。39年も吸ったのだからそんなに簡単に効果は出ないと言われました。それが事実としても、もっと患者を褒めるのが名医なのにな・・・・・・・・・。頼りにしている女医さんなのですが。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

一時はイライラするとタバコを吸いたくなる衝動が起き悩まされましたが、最近はほとんどそれを感じることはなくなりました。その他の喫煙習慣のこともそうですが、禁煙の完成は薄皮を剥ぐように、長年の喫煙習慣の呪縛から解き放たれていく過程を辿って行くように思います。

止めた直後に比べ、最近はタバコを吸った直後に私に話しかけた人の口臭にとても敏感になり、不快な臭いだなと思っています。自分もそうだったのかと、反省しきりです。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

病気の発病から約1年が経過しました。1年はあっという間に過ぎ去ったと思いますが、振り返って見ると禁煙を開始するなど実にいろいろなことがあった1年でした。

1年は短いようで、この1年のように思い出すことが多い1年を過ごしてみると、1年間でできることも随分あるなと思います。

惰性に陥らず、日々新鮮な気持ちで生活すると、長い1年になることを久しぶりに実感したと思います。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

世界保健機関(WHO）は21日の総会で、喫煙による健康被害の解消に向けて、国際協調をうたう「タバコ規制枠組み条約」を採択する。保健分野では初の多国間条約で、タバコ消費や「煙害」の削減を国際社会の総意として明記する。広告や包装、箱の表示などの幅広い規制強化を義務づける内容となる。

今日の新聞にこのような記事が掲載されています。

日本政府は条約承認後「吸いすぎに注意」の警告文を改めて健康被害への影響を明示させる行政指導を行うとのことです。条約承認の手続きは秋に予想される臨時国会になるそうです。

条約は40カ国が批准書を寄託してから90日目に発効とのことです。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

昨日「余生堂々」という本を買いました。人間ドックを手広くやっている新赤坂クリニックの松木院長が書かれた本です。

嫌煙運動と並んで、嫌塩運動が大切と書かれたところがありました。つまり高血圧を防止するには塩を控えめにすることが大切ですが、日本食は塩を使いすぎるのだそうです。

松木院長は以前から長寿社会にあっては、第二の人生こそが大切で、健康管理をきちんとしなさいと主張されています。また現代医学では、人間ドックでの早期発見が大切なのだそうです。

読みやすい本で、帰宅中の電車の中で夢中で読んでいたら、危うく降りる駅を乗り過ごしそうになりました。惰性に流れない、自覚した健康管理の大切さをこの本で改めて認識しています。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

禁煙カウンターを使用しているおかげで、禁煙日数が直ぐ表示されます。それによると今日で禁煙300日です。300日も経過すると喫煙習慣から脱したかというとそうではありません。なにかをして、一休みといった瞬間にはやはり一服の習慣が思い出され、未だにタバコの記憶が顔を出しています。

今日はカメラを持たずにウォーキングだけを目標に近くの団地を出発点として、気の向くままに歩きました。横浜市栄区が丘陵地帯であることが本当によく理解できました。ここ20から30年の間に開発された住宅地ですが、坂が本当に多いです。おかげでくたくたに疲れて、ウォーキングの目的は達成できましたが、こんなに坂が多いと、年をとってから住むのは大変だなと思いました。

また「歩いた」という実感があり、その疲れがタバコのうまさを思い出させました。厄介なことです。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

今日の日経新聞朝刊によると「松下電器産業は6月にグループを挙げた禁煙運動を開始」の記事がありました。

高血圧症など生活習慣病やがん患者の増加に対応し、企業側は健康増進策で医療費の負担減や欠勤などによる生産性低下の抑制につなげるとのことです。

松下の禁煙推進策は参加者が互いに励まし合い禁煙に取り組む「禁煙ラリー」を開催するほか、各職場での分煙設備の整備も進める。男性で約54.6%の喫煙率を2010年に34%に下げるのが目標だそうです。このほどポスターなどを事業所に配布し始めた。

男性の喫煙率が意外と高いので驚きました。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

5月26日の日経新聞に掲載された記事です。

厚生労働省庁舎内のタバコ自販機撤去問題を検討していた厚生労働省は26日までに、現在8台ある自販機を半減することで、同じ庁舎に同居する環境省と合意した。全面撤去を求める声もあったが、愛煙家職員に配慮して“痛み分け”した形。「タバコの害を啓発する役所なのに」との批判も出ている。

また、別の記事では「健康増進法　施行　ガイド本・講演・・・・禁煙運動に勢い」とのタイトルで、受動喫煙防止活動等が取り上げられていました。

今年は一層禁煙運動が高揚して行くように思います。

昨日は飲んだので日記はお休みしましたが、周りがみんなタバコを吸うので、煙たくてたまりませんでした。私は酒を飲むとタバコの本数も多くなっていましたが、吸わない人には随分煙たい、不快な気持ちにさせていたのだと、今になって反省しています。

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる

このページのトップへ    禁煙日記トップページへもどる